生活習慣病について
生活習慣病
生活習慣病とは、喫煙や食事、運動などにおける習慣が引き起こす病気のことです。
三大生活習慣病といわれる「心臓病」「がん」「脳卒中」によって日本人の3 人に 2 人が亡くなる原因となっています。このような病気の原因となる、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高コレステロール血症)を年齢や環境、意欲に合わせて医師と相談し無理のないよう改善していくことが大事です。
生活習慣病
のリスクチェック
① 20歳時より、体重が10㎏以上増えている
② お腹周りがポッコリ出ている
③ よく食べる(大食い)
④ 煙草を吸う
⑤ お酒をよく飲む
⑥ 運動は苦手で殆どしない
⑦ 夜更かしが多く、睡眠不足
⑧ ストレスが溜まっている
⑨ ごはんやお菓子などの炭水化物の摂取量が多い
⑩ 脂っこい物が好き
⑪ 間食が多い
⑫ 濃い味付けが好き
⑬ 早食い、ドカ食い、ながら食いが多い
⑭ 外食やファーストフード、レトルト食品をよく食べる
⑮ 甘い飲料水をよく飲む
⑯ 野菜や海藻類をあまり食べない
⑰ 深夜時間帯に飲食する
⑱ 階段での移動を避けてしまう
⑲ 継続しているスポーツはない
⑳ 歩くことが少なく1日7000歩未満が多い 等
※ 上記の項目内容に多数思い当たる場合は早めにご相談ください。
※ 生活習慣リスクが高くならないよう、年に1回は必ず健康診断を受け、数値異常が見つかった際には早い目に生活習慣の改善に取り組みましょう!
楽しい食事
のための栄養指導
糖尿病をはじめ、幅広い慢性疾患の治療には食生活の改善が必要になります。また、糖尿病は食事を上手にコントロールすることで状態が驚くほど改善することもあります。ただし、摂取する食材や調味料を気を付けることや、栄養素のバランスだけでなく、食べる順番などにもよっても効果の現れ方が変わります。また、疾患や体質、ライフスタイルや食に対する好みなどに合わせることで、食事療法のストレスも大きく低減できる可能性があります。
栄養指導では、積極的に摂取してほしい食材・控えるべき食材、手軽な調理法・味付けの方法、食べる順番、外食や会食時の注意点などをご説明しています。食事療法は続けることが重要なので、無理なくはじめることができ、モチベーションを保てるよう配慮してアドバイスすることを心がけております。
また、食事はご家族と共にするものなので、栄養指導のご家族の同席をおすすめしています。成長期のお子さんがいるご家庭など家族構成に合わせたメニュー作りについてもご説明しています。患者様とご家族のストレスをできるだけ軽減し、食事を楽しんでいただけるサポートができるよう心掛けています。お気軽にご相談ください。